飼育の基本的な事をマスターしよう。
まずは飼育ケースを作ります
飼育用ケースは形も大きさも様々。私が多用しているのはBLサイズ~3Lサイズ辺りです。マルカンでもダイソーでもアイリスオーヤマでも、どこのメーカーでもお好きなとこを使いましょう。自分の都合ですが、ヨドバシのポイントカード使える関係から、ヨドバシドットコムで買える品物を良く使ってます。
緩衝材ですが、去年まではダイソーのヤシガラチップを使う事が多かったです。ただ、ここ最近の値上がりラッシュは昆虫業界にも及んでおり、大量に買うならアマゾンにてこのサイズのハスクチップ(やしがらチップと一緒)を購入する方が良いかも知れません。値段は1299円でした。大体、一度に5袋購入してます。一般の方なら一袋で十分でしょう。
餌台置いても、餌を奪い合って食い散らかすのがカブトムシって奴ですが、餌台自体は大して高く無い物ですし、近くにダイソー有るなら使いましょう!
写真は大きい奴(200円)と小さい奴(100円)です。大きい奴は、オスメスを交尾させたい場合、メスが餌を食べている間にオスに乗っからせるには、多少意味が有るかも?という事で使っているので、小さい奴でも全然無問題です。交尾ケースは緩衝材を薄めに敷けば、そんな配慮は関係なく済ませてくれるのが通例です。
緩衝材(ここではハスクチップ)は、通常の飼育なら3センチ程度。多頭飼育なら10センチ程度の深さで敷きます。交尾ケースの場合は、嫌がるメスは下へ下へと潜って逃げますから、逃げ場を少なくするという意味で、薄く敷くのが良いです(メスには溜った物じゃ無いですが)。交尾にはもう一つ効果的な方法有りますけど、これは違う機会に説明します。
餌はダイソーの100円シリーズでも、きちんと食べますし、個体の寿命も普通位には長かった(最長12月まで)ので、気にせず使って良いですよ。ただ、去年までは20個100円(税別)。これが今年からは軒並み12個入りのダウンサイジング・・ここにもインフレの波が・・個人的には上の二つを多用しますが、ヨーグルトも黒糖も無問題です。ただ、この二つは只でさえ食い散らかすカブトムシが輪を掛けて食い散らかすように成って居ると感じてます。
コバエ除けシートは必ず掛けましょう。任意のサイズに切って使うロングタイプと、最初から切られているカットタイプが有ります。こちらも去年の倍くらいな感じで値上がっております。
左写真は交尾ケースです。緩衝材は浅めです。交尾の場合は数日このままにして様子見です。多頭飼育する場合、オスとメスは分けましょう。一緒にすると、オス同士、ただでさえケンカが絶えないのに、もう徹底的に争いますから・・時に死骸が幾つか転がって居るとか・・
重しを置くか、養生などで使うパイオランテープなどで蓋をしっかり止めて下さい。ただ、色々頑張っても、カブトムシは何とかして逃げ出そうとします。特にメスは脱走名人(角が無いから狭い所に頭を突っ込んでぐいぐい身体を入れ込んでしまう)ですから油断できないですよ。メスは交尾して幼虫の餌場として、遠くのフィールドに飛び立って、自分の子孫に競争の少ない餌場をキープしようとする本能がオスより強いのでしょう。また、掴む力に関してはオスよりメスの方が上です。上に張っているコバエ除けシートにしがみ付き穴を開けたりします。シート無いならケース蓋に張り付きます。もう本当に厄介です。ただ、産卵中は大人しく産卵床に潜って産卵します。で、ケース内の容積的に限界を感じると、また外に出ようとするんです。
もう少し突っ込んで説明したい所ですが、以降も内容充実させて行きたいと思います。
株式会社 誠和
河津桜にメジロ
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